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「1リットルの涙」

あまり本を読んでいる姿を見かけない同僚が、妙に真剣な顔をして読んでいたので「面白いの?」と聞いてみると、「最近ドラマ化されてて流行ってるんだよ」という返事。
読み終わったところで、「どうだった?」と聞いたところ「かなり感動した!」ということだったので、そのままお借りして読ませてもらいました。

既に映画化もされているそうで、ご存知の方も多いのかもしれませんが、邦画やTVに疎いあたしが初めて目にしたその本の題名は「1リットルの涙」。

内容は14歳で骨髄小脳変性症を発病した少女「亜也」が、徐々に病に蝕まれ、身体の健常な機能を失って行く過程で、進学校から養護学校に転校し、最後寝たきりの状態になってしまうまで、不自由な身体で必死に書き綴り続けた日記になっています。

健康に日々楽しく過ごしていた中学生が、ある日を境に歩くこともおぼつかなくなり、自分が身障者であるという立場になってしまったことに怒り、哀しみつつも、その悔しさをバネに自分を必死に建て直し、最後の最後まで努力する前向きな姿勢に感動を覚えます。

親や友人、周囲を取り巻く人々に対する感謝の気持ちや、思いやりの深さはとても中学生、高校生のそれとは思えないほどで、「病気はなぜあたしを選んだの?」という彼女の言葉が痛く胸に突き刺さりました。

障害者に対する接し方や、身近な人の病や死、そしてもちろん自分自身の生き方についても、いろいろと考えさせられる一冊です。

興味のある方は、書店で見かけた折には、是非一度手に取ってみてください^^

現在、火曜日の9時からフジTVにて、この本を原作としたドラマも放映されているそうです。

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