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「ベティ・ブルー」(VHS)

【ベティ・ブルー】(原題「37゚2 le matin」)

製作年 : 1986年
製作国 : フランス
配給 : 20世紀フォックス
監督 : ジャン・ジャック・ベネックス
出演:ベアトリス・ダル、ジャン・ユーグ・アングラード、
    コンスエロ・デ・ハヴィランド、ジェラール・ダーモン

【story】
海岸でペンキ塗りの仕事に従事している小説家志望の青年ゾルグ(ジャン=ユーグ・アングラード)は、感情の起伏の激しい性格の女性ベティ・ブルー(ベアトリス・ダル)と恋に落ちていくが、愛が深まれば深まるほど彼女の奇異な言動はエスカレートしていき…。


ヒロインの性格は、かなりヒステリックで激情型といっていいと思います。
最初からちょっと病的ですね^^;

それが、愛や性への激情が深まるにつれて、より一層不安定になり、あるきっかけによって狂気へと変わる。
そんな彼女を見つめ続け、愛しみ守り続けようとするゾーグの心情。
二人の心の動きがとても丁寧に描かれていてなんとも切なく苦しい気持ちになりました。

美しい景色、建物や車に使われている印象深い色。
ライティングの効果も相まって、ベティの狂気と対照的なロマンティックで静謐な雰囲気を作り上げています。

ブルー一色に包まれるシーンでのゾーグの表情が秀逸。
猫のカットも印象深いです。

恋愛映画好きの方必見の一作。
「インテグラル」(完全版)をお薦めします。

でも長いよw@3時間

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Comments

はじめまして、お邪魔します。このラストは生々しくて「カッコーの巣の上で」同様、僕にはちょっと苦手でした。これよりはミリオンダラーベイビーのほうが気持ち的に救われるかな?時折描かれる神父とフランキーとのかかわりあいが、背負わされた十字架の重みをやわらげてくれているような気がするのです。

Posted by: セニョール | June 13, 2005 at 04:17 PM

あぁ~!
ミリオンダラーベイビー!
なるほどそうですね♪
確かにミリオンダラー・・・のほうが救われるなぁ、なんでだろう?

ゾーグが淡々と「生活」を続けるのに対し、フランキーはある意味マギーと運命を共にしたから・・・からかも?
もちろん、欠かさず通い続けた日曜礼拝と神父との絆もそのひとつでしょうね^^

「生きること」を描いた映画は、ずっしりと胸にきますね。

Posted by: Shion | June 14, 2005 at 05:54 PM

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