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「アイ・ロボット」

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アイ・ロボット」を観てきました。

【STORY】(公式サイトより)
今からわずか30年後の近未来、家庭用ロボットが人間のパートナーとして普及している時代。そしてさらに、革新的な技術による新世代ロボットが登場し、新たなロボット社会の夜明けを迎えようとする直前、そのロボットの生みの親であり、ロボット工学の第一人者、アルフレッド・ラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)の殺人事件が起きる。容疑者は最新のNS-5型ロボットのサニー。“ロボット3原則”により、絶対に人間に危害を加えられないはずのロボットが犯人なのか? その謎を追及するシカゴ市警の刑事デル・スプーナー(ウィル・スミス)とロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士(ブリジット・モイナハン)は、やがて、人類の存亡がかかった驚愕の真相に迫っていく……。


ストーリィの軸になっているのは、アシモフの「ロボット三原則」。

1.ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
2.ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
3.ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

この原則を守っているから安全だとされたロボットだが、現実にロボットによって襲われたスプーナー刑事が声を大にしてロボットの危険性を叫べども、職場の同僚から奇異な目で見られ、情緒不安定ということで休職処分にされてしまう。
また、ロボットの擬人化研究に携わるカルヴィン博士は、当初スプーナー刑事の訴えに耳を貸そうとしないのだが、サニーの処分を依頼された際のサニーの言動を見聞きして、そこで新たな発見をする。

全てがオートメーション化され、ロボットがロボットを作る時代。
ロボットが進化を続け、プログラムの断片が寄り合わさって、秘密を持ち夢を見るようになる時代。
その危険性を提唱した博士は「なぜ」死ななければならなかったのか。
そしてそれを捜し求め、闘うのが「なぜ」スプーナー刑事なのか。
そこに働く、博士の、そして何者かの論理と意思。
それこそがこの作品のキーポイントであり、この話が現実に起こりうるであろうと思わせる何かもそこにある。

シカゴを舞台に、ほんの数十年後の近未来を描いた本作品。
樹木のまったく存在しない真っ白な美しい高層ビル街で生活する人間と必要とされているロボットたち。
しかし、そのすぐ近くの砂漠近くの郊外には、前時代の構造物が放置され、スラムとなっている。
そしてそこにある夥しい数の廃コンテナが、さんざん便利に使われ、新しいモデルが出た途端にとって変わられて廃棄された古いロボットの墓場なのだ。
彼らは生きた(?)ままそこに格納され、身を寄せ合い光を求め続けている。
その彼らは、いつ誰の手によって解放されるのか。
そして解放された彼らの向う先は?

SF好きの方にも、サスペンス好きの方も、子供から年配者まで楽しめる作品だと思う。
是非ご覧下さい♪

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